主な真珠貝と採取される真珠
熱帯の海に生息する白蝶貝は、最大で30センチ以上にも成長します。 その真珠は、ゴールドやシルバー色の色彩を持ち、10mm以上の大珠が多く採取されます。 店頭では「南洋真珠」としてグラデーションタイプのネックレスや大粒の指輪製品を見かける事が多い真珠です。
黒蝶貝の多くは南洋のタヒチ近辺で養殖されています。 そのため、「タヒチパール」「南洋黒真珠」として店頭で販売されています。 真円だけでなく、均整のとれた涙形も大変高く評価されます。 グリーン、ブルー、ブラウン、シルバー他、様々な色の真珠が採取されます。 中でも大変テリのよい黒緑色の真珠は「ピーコックグリーン」と呼ばれ、最高級品としての取り扱いを受けます。
マベ貝から採れる真珠の多くは半形(ドーム状)真珠です。 貝殻の内側に核となるものを貼り、その上に真珠質が分泌され、真珠層を形成します。多くのマベ真珠は、形成された真珠層を切り剥がし、強度を上げる為に中を充填し、裏側を貝殻等で張り合わせて仕上げています。ユニークな形状を活かしたブローチなどを店頭で見かけることでしょう。
主に淡水域に生息するイケチョウ貝、ヒレイケチョウ貝、カラス貝などから採取される真珠を淡水真珠と称します。現在では中国が主な生産地となりました。 多種多様の真珠が採取されます。 近年では10mm以上の真円に近い淡水真珠も見かけるようになりました。比較的安価な製品が多く流通しています。